未来の、ではないレーザ兵器
F.R.さんからのご質問にお答えいたします。
ハイパワーになればレーザーは武器にすることが出来るんです。
空対空レーザー兵器「Airborne Laser」
地対空レーザー兵器「THEL」
レーザの直進性を利用して離れたところでも一点に集中して照射することによって破壊するんですね。基本的にはレーザーポインターと同じです。通常兵器と違って一瞬でターゲットに到達出来ること(文字通り”光速”)と、一発当たりのコストが安いことが特徴なんですね。
さてもうおわかりかと思いますが、いわゆる爆弾とは違ってレーザー兵器はターゲットに熱を与えるだけなんですね。加熱して破壊することしか出来ない。。。
従ってその威力はいかにパワーを上げるかということ。その点でまだ実用段階ではないようで、大がかりなハイパワーのレーザ発生装置の小型化がネックになっているようです。
他にも兵士に照射して失明させるものもあるようですが、特定通常兵器禁止制限条約により禁止されています。
いずれにしても、恐ろしい兵器。コワイですね。
技術開発に身をおく人間として複雑な思いです。
―”アイデアをカタチに”メカトロ商品開発・設計・製作 ASSIST TECHNOLOGY―
————————————————–
『アシステックのホームページ』
http://www.assistec.jp
————————————————–
『”和太鼓のススメ” 和太鼓のブログ好評連載中!』
http://taikohien.exblog.jp/
————————————————–
『私のライフワーク 和太鼓「飛炎」のサイト』
http://www.wadaikohien.com/
————————————————–
(株)アシステック 伊藤 隆康
PROFILE
ASSISTEC技術屋社長 伊藤隆康
ホシデン(株)開発研究所で9年、パナソニック電工(株)制御技術開発研究所で16年間新商品開発に従事。2005年に『株式会社アシステック』を設立し電子機器開発設計支援・コンサルティング業務を行っている。
和太鼓奏者。